ProjectAWARオリジナルデザインCカード2021

PukuPukuMarin

2021年のデザインテーマは「メジロザメ&ハンマーヘッドシャーク」です。 2021AWAREカード
2021年のカードデザインは大海の生態系の要ともいわれるサメの仲間「メジロザメ&ハンマーヘッドシャーク」です。
近年は乱獲により、世界中のサメの個体数は絶滅危機のレベルにまで減っています。
多くの場合、サメの数は80%以上も減少しており、地域によっては急速な種の存続の危機に瀕している種類もあります。
多種多様な生物のバランスを保つためにも、ダイバーはこの問題意識を持つ必要があります。
Cカード発行申込時にAWAREオリジナルデザインカードを希望していただければ、素敵なカードを入手できるだけでなく、お客様の寄付金が100%「海洋生物を保護するための環境保全活動」として活用されます。

撮影:Shane Keena(シェーン・キーナ)

“この写真はバハマの世界的に有名なタイガービーチで撮影されました。
タイガービーチは、バハマ州のウェストエンド沖で、シュモクザメ、イタチザメ、メジロザメ、コモリザメなどのサメの仲間と年間を通して出会える素晴らしいポイントです。
この写真はまさにその真っ青で澄み切った水中でサメと出会えるこのポイントを象徴する一枚です。
この特に有名なヒラシュモクザメ(スフィールナ・モカラン)は、「Patches」またはセファロフォイルの下側にある特徴的な模様からポカホンタスの名前でサメと触れ合うダイバーの間では知られていて、私が参加した二日間のダイブサファリの間に、何十回も近くで泳ぐ姿を撮影することができました。
このショットは、幸運なことに彼女が砂地の水底をパトロールしていているときに、たまたまペレスメジロザメがその頭上を通過したので撮影できた2種の共演です! このようなサメの描写は、サメへの恐怖や誤解を持つ人々には脅威に映るかもしれませんが、私はサメの愛護者としてサメ達がどれほどまでに優雅で、力強く、またそれと同時に好奇心と慎重性にあふれる生物であるかをこの場で説明できないほど深く理解しています。
サメは間違いなく食物連鎖の頂点に君臨する捕食生物ですが、私たちはサメ達の世界に浸りその生態を尊重しなければなりません。
メディアや大衆文化がこれらの重要な種を次のように描いているのとは対照的に、彼らは愚直な殺傷マシーンでも人食いでもありません。
サメ達は壮大で力強い生き物であると同時に保護される必要が高まっています。私達の声が保護への提唱へとつながっていくことを願っています。“


PADI共同創立者 ジョン・クローニン
「人類は多くの深刻な問題に直面していますが、それこそ私たちダイバーが取り組むべき問題です。もしスクーバダイバーが水中世界の保護に積極的に取り組まなければ、一体誰が取り組むというのでしょうか?」