秋晴れの黄金崎ビーチダイビング

2023/09/26

黄金崎ビーチ

空に秋の雲が見える晴れの日、黄金崎ビーチに行ってきました。

平日なのにさすがは秋の海、ダイビング好きな気合の入っている人たちがたくさんいました。

段々畑からすでに海が青く期待高まる海の中。

エントリーすると水が水色です。

ゴロタから黄金崎の真っ白い砂地が見渡せます。

すごく気持ちいい。

そして目の前をボラの群れが通り過ぎメジナやアイゴ、ニザダイ、そしてマダイのダイちゃんが出迎えに来てくれた。

さすがに秋の海のイサキはかなり多いな個体で群れています。体色が凄く美しいです。

16mケーソンロープ近くの白乳色のハダカハオコゼは見つけやすい岩の上にちょこんと座っていました。

そしてその周辺の砂地には3cmくらいのヒレナガネジリンボウがすごくかわいいです。飼育してみたくなる可愛さですね。

チンアナゴはもはや黄金崎ビーチの普通主のようにあちらこちらで顔を出してゆらゆらしています。私のカメラじゃ鮮明に顔まで移せずにこの距離が限界です。

そして16mケーソンの上にはこれでもかってくらいにミツボシクロスズメダイが群れています。

その周辺にはおかれている茶色い小瓶の中にはタコの子供が一匹入っていました。小瓶の表面はまだ奇麗だったので砂を拭うと中で不安そうな目でこちらを見るタコがめちゃくちゃキュートでした。

ロープ沿にいるカミソリウオの体色が老竹色ですごく渋かったです。

そして砂地をうねうねしながら近づいてくるのはモヨウモンガラドオシ。いやぁ、見事に蛇のような動きしますね。さすがはウミヘビ!

近づいてきて噛まれそうに!!

なんてね。ご安心ください。こちらはウミヘビといっても爬虫類の蛇ではなくてウナギ目ウミヘビ科という魚です。

第3ケーソンには橙の水玉が凄くかわいいネッタイミノカサゴの赤ちゃんがいました。家の水槽にいたら癒されそうです。

5mでの安全停止では黄色い頭にコバルトブルーのラインが走るアカハチハゼがいました。

私、今まで何の疑問も持たずにアカハチハゼと呼んでいましたが、何で黄色い頭なのにアカハチハゼなのだろうか?と疑問を持ってしまいました。いまAIボットで質問したら、死ぬと黄色い頭が赤く変色するんですって。だからアカハチハゼらしいです。紛らわしいから名前変えたらいいのに。イエローヘッド。いや、ごついか。

その他にはビニール管の中にニジギンポや笑顔が可愛いミナミギンポとかいます。

今、伊豆の海はすごく元気で、安全停止していると顔の周りにホンソメワケベラが集まってきてほっぺや唇をつつかれます。私はフードとっていたので耳の中までつつかれました。

これがけっこう痛いんですよね。でもそれだけ海が元気で少しうれしいですね。

伊豆の海はベストコンディションです。

いい忘れ:そうそう岩にいるヨゴレヘビギンポの婚姻色がめっちゃキレイです。見逃さずによく見てみてくださいね。

水温26~28度
透明度 25m

出会った生物
イサキ群れ、ボラ群れ、アイゴ、メジナ、オヤビッチャ、ノコギリヨウジ、ミナミギンポ、ヨゴレヘビギンポ、ミナミギンポ、ハダカハオコゼ、ヒレネジの赤ちゃん、ネジの赤ちゃん、チンアナゴ、カミソリウオ、ミツボシクロスズメ大量、ネッタイミノカサゴの赤ちゃん、モヨウオンガラドオシ、アカハチハゼ、タコの子供などなど